内臓の冷え(隠れ冷え性)

内臓の冷え(かくれ冷え性)

「手足の冷えも感じないし、寒さにも強いから大丈夫」と思っている人でも、内臓が冷えていることがあります。 手足の先など体の表面は冷えていなくても、内臓が冷えている隠れ冷え性は珍しくありません。

 

最近では内臓型冷え性という呼び方も出てきましたね。

 

 

普通の冷え性に比べて、本人に自覚がない点が問題です。 内臓温度が低下すると血の流れが悪くなり、免疫力や代謝も低下します。 むくみやくすみを引き起こしたりと、健康にも美容にも悪影響が・・・。

 

 

気づかないまま放置していると大変です!

 

 

内臓温度の理想は、37.2℃〜38℃くらいで、そのためには、体温も36.5度が理想です。 ところが、冷え性の人は内臓温度も体温も35度台の人が多いのです。 35度代前半となると、生命を維持していくのにも危険となります。

 

 

また、内臓温度が1度低下すると基礎代謝が約12〜15%も低下します。 基礎代謝が低下すると、エネルギーが消費されずに体に蓄積されますから当然太りやすい体質になります。

 

 

女性の1日の平均基礎代謝である1200kcalを例にすると、約144kcalものエネルギーが代謝されずに体に蓄積されます 逆にいうと、食事のカロリーを制限するか運動で消費しないと今の体型が維持できないことに・・・。

 

 

ダイエットにとっても大敵です!

 

 

さらに内臓温度が1℃下がると免疫力が30%も低下します。 免疫力が弱いと、風邪を引いたりアレルギーが起きやすくなります。

 

 

また、むくみやセルライト、肌のくすみなど肌のトラブルや目の下のクマがひどくなるなど、美容にもアンチエイジングにもやっかいな冷え。

 

 

症状に心当たりがある人は、まず内臓温度が下がっていないかチェックしてみましょう。

 

 

手をおへその上とおへその下へ置いてみて、上腹部の方が冷たい場合、内臓温度が低い証拠です。

 

 

内臓温度の低下によるかくれ冷え性も冷え性と同じです。 きっちり冷え性対策を行っていきましょうね!