体の温める場所と温めない部位
冷え性がつらい季節になってきました。
冷え性でもっともわかりやすいのが、手足の冷えです。
手足の冷えにはどう対処していますか?
もちろんカイロを使ったり、靴下を2重に履いて対策している方も多いでしょう。
ところがです!
安易に手足だけを温めると逆効果になることがわかってきました。
そもそも手足が冷えるのは、冷えた身体から守るために、
重要な部分であるお腹(内臓)に血液を集中させるからです。
お腹から遠い部分は血が流れず、冷たくなります。
そこで、冷たくなってしまったからと手足をがんばって温めると、
手足の割りにお腹が冷たい!と判断されてしまいます。
逆に身体はがんばって、内臓に血液を送ろうとします。
すると、当然、手足は余計に冷たくなってしまいます。
何たる悪循環でしょう!
ですから、冷え性対策としては、「まずは末端部位より中心部を温めよ!」
カイロがあるのなら、お腹に貼りましょう。
お腹が温まると、自然と温かい血液がカラダを廻って、
勝手に手足の先がホカホカしてきます。
手先や足先はあえて温めずにおいてください。
とにかくお腹など身体の中心部を集中して温めてくださいね!