夏の冷え性対策ファッション

夏の冷え性対策ファッション

今や冷え性は冬よりも夏に深刻な症状があらわれるともいわれています。

 

確かにどこに行っても冷房がガンガンにかかっていますし、冷えた室内から一歩外に出ると蒸し暑く、室内と外気温の差が10℃以上に達することもあります。急激な温度差は、血流の調節を行う自律神経に負担をかけ、冷えを増大させる原因になるんです。

 

 

特に問題なのがオフィスの室温。クールビズが普及したとはいえ28℃に設定している会社は稀ですよね。
冷房の温度が真夏でも外回りから帰ってくる男性に合わせて設定されていることが多いため、薄着が多い女性には低すぎます。

 

 

オフィスでは上着を羽織ったり、ひざかけを利用して、冷えから体を守りましょう。スカーフを使って冷えやすい首周りを温めるのも効果的です。

 

 

冷え性を解消するには、血行を促進させることが大切です。
特に下半身は、血流がとどこおりやすいのでゆったりした服装を心がけてくださいね。

 

身体を締め付けるガードルや足を締め付けるハイヒールも冷え性の人には厳禁です。
なるべくゆったりした服装と靴で過ごしましょう。

冷えから体を守る夏の服装

夏場の冷え性対策は以下の点に気をつけてください。

 

■上半身
外出時には、1枚上着を持っていきましょう。上着は裏地がついていて温かいものがいいですね。

 

■首
首を冷やさないことが冷え対策には重要です。スカーフを1枚常備しておくと、屋外と室内の温度差に対応できて便利です。

 

■下半身
スカートより、パンツがおすすめです。
きつめのサイズのものは、血行が悪くなるのでやめましょう。
腹巻があれば理想ですが・・・。

 

■下着
夏の下着は、吸湿性のよい綿や余分な汗をすばやく吸収・蒸発させる新素材を使ったものがいいですね。

 

■足元
素足にサンダルは×。室内では靴下をはき、幅にゆとりのある靴を。5本指靴下は汗を吸収するので、冷え性防止に役立ちます。

 

■タオル・ハンカチ
汗をかいたまま冷房にあたると、体から熱が大量に奪われてしまいます。
吸湿性のよいタオルやハンカチでこまめにふきましょう。